Boschのインジェクションタイプのエンジンをキャブレターにコンバートしました。調子は全く問題ありませんでしたが、キャブレターの感触がたまらなく好きというオーナーです。マニホルドを外すと、やはりカーボンが堆積していましたので、先ずはクリーニングよりスタートします。

冷房中に突如として熱風が出てくる症状が現れます。
各温度センサーの点検をしましたが抵抗値の値には異常が認められず（写真A）、温風＝ヒーターレギュレーターの不良と思い、交換したところ数日間、一時的には症状が出ませんでしたが、走行中にどうも温水を絞っててあるにもかかわらずに、バルブを押し上げて温水が回ってしまうようです。

リターンパイプを調べると内径が細い事もあり、つまり気味でした。（写真B、写真C、写真D）これで、ヒーターの方に高い圧力でクーラントが回っていたのです。

交換して更にヒーターポンプを止めてみると（写真E）、明らかに熱量が下がってきます。しかしながら多経年変化のラジエターでは、いまいちでしたので新たに、ヒーターのクーラント経路にサブラジエターを取り付けたところ（写真F、写真G）、面白いように安定して、今まで以上に内気センサー付近（23度）とエアコンコントロールスイッチの設定温度（22度）の差がなくなりました。（写真H）

Ｆ355チャレンジはストラダーレとしての重要なポイントとして、保安基準に適合させるよういろいろな整備が必要となります。

お客様の要望により、サポート不足の純正に替えてアルカンタラにて張り替えたレカロシートを取り付けてみました。

室内寸法が狭く苦労しましたが写真のようにきれいに仕上がり、4点シートベルトもアンカーを製作して取り付けました。

F328のブレーキマスター、ブースター（ABS無）の交換でパーツの欠品がありこれに付いて対策をしてみました。年代が経っている為不安でお困りの方整備受付致しますのでお問い合わせくださいませ。