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MECCANICOからのアドバイス

フィアットについて

FIATムルティプラのエアーバック警告灯

エアーバックの警告灯が点灯したままになりました。 エクザミナにて診断すると、信号の入力不能及びアース回路の短絡と出ましたので、一度エラーを消去試みましたが、出来ませんでした。ECU本体をカーペット下から出してみると、水漏れの後があり、ECUが錆びていました。ダメもとで、本体を分解すると、回路は意外と腐食がなく、清掃を試みて、再度エラーを消去してみると正常に作動しました。ギリギリセーフという所でしょうか。

フロントウインドーからの水漏れによる防音材の湿気が原因と見られます。 ECUはカーペットの下にあり通常点検する事もないところですので、注意が必要です。

FIAT500 ワイパー修理

2013年02月20日(水)

FIAT500 ワイパー修理

積雪による高負荷により、ワイパーモーター内部の損傷および、間欠機能コントロールが不良にて、作動不良に陥ったF500 スイッチの点検及びモーターの修理を済ませても、停止した後に再度動かすと、作動不良になる時がある為コントロールユニットも不具合があるのでは?

コントロールユニットはボディコンピューターに含まれている為に、アッセンブリ交換、取り寄せには本国オーダー(イモビなど固有の情報が入っている為)となるために日数もかかり、この冬期にとても待てません。

そこで、リレーユニットを別に取り付けて、スイッチよりのアース信号を使い、ワイパーを作動させる事にいたしました。最近の車両は、ボディーコンピューターによる相互通信が行われて、故障診断はやりやすくなって入るのですが、こういう日常不可欠部品の場合はやはり単体のままがよろしいかと思います。

F500ベースのジャンニーニ590

2006年09月21日(木)

F500ベースのジャンニーニ590

近頃めっきり涼しくなりぶどうも完熟になり食べごろとなりました。
入庫したお客様に差し上げますと大変いい味だと喜んでいただけます。

F500ベースのジャンニーニ590

さて、只今F500ベースのジャンニーニ590という車両の車検を行っておりますが、新車よりかなりお年を召しておられるので大変です。福井県ではこの1台のみですが、愛嬌があってかわいい車です。

FIATプントにて、このことには面食らいました。カーブに差し掛かりブレーキを踏むと一時的にリバースのインジケーターと警告音がなります。

半ドア、リバース、時に鳴るはずの警告音がブレーキを踏むと鳴るなんてと思いつつエクザミナで診断すると、シフトポジションセンサー不良と出ましたので配線カプラを点検し、試運転しましたが同様に出ます。

配線図にて確認しましたがどうもアース不良のように思えます。テールランプでの確認では異常な変化は見当たりませんでしたのでボデーコンピュ-ターと判断したのですがどうもライトに関連するようなので今一度ブレーキとターンシグナル、ストップランプの電位差を計ってみると僅かながらありましたのでテールランプを変えてみました。

電位差がなくなったとたんにリバースのインジケーター、ブザーは鳴らなくなり故障は解決しました。ブレーキを踏んでランプが正常についてもわずかな電位差にてリバースランプを経由し、ボデーコンピュターを通じてインジケーターにいたずらの信号を送っていたのでした。
このことは、ランプ関係のアース不良に似通っていますが電位差が少なすぎてランプ切れとの判断はできないようでした。

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